
本日、津田塾大学の個展「命を見つめる」展の最終日でした。そして期間中にたくさんの方が遠方を含めたくさんの方にお運びいただきました。展示をご覧頂いた方には、丁寧なたくさんのご感想を頂き、ゆっくり拝見したいです。
本日の最後は、小平第八小学校の皆様に鑑賞授業で観て頂きました。SNSも大丈夫と引率の校長先生も喜んで貰えました。
「この絵の中に、何匹、何頭、生き物を見つけ出せるかな?」と言う質問から始まるギャラリートークをさせていただきました。 ほぼ、学生みなさん20匹以上見つけ出せる方ばかり。次にちょっと離れ、全体を見ながら「じゃあ、次に、物語を作ってみよう」と、お題を質問いただくと、「動物たちが右から左へと動いているので左の動物とのせめぎ合いだ」と見てくれるお子さんが多かったです。また、左の方が弱い立場であること。刺激的なご意見でした。羊とキノコグモを描いた作品が実は違うものをたくさん、10種類以上見つけてもらえたり、小学生のみんなは楽しんで頂けたようでした。そのあと、福島での牧場の弱ってゆく姿や、悲しみ、死をお話すると、シーンと聴き入ってくれていました。最終日、素晴らしい体験をさせて頂きました。みんなの意見も面白かったです。意見を言いやすくなったみたいで、盛り上がってヒートアップしてきたところで時間切れ。最近の小学生は忙しくー。
津田塾大学の関係者の方々には大変お世話になりました。そして第五福竜丸展示館で個展をご覧頂いた吉永小百合さんには熱く応援して頂き、このたびは多様なご縁を頂きました。改めて御礼申し上げます。そして遠いところ、お運び頂き、みなさま、本当にありがとうございました。無事夜の搬出が終わりました。ホッとしました。第五福竜丸の展示から3ヶ月後にまた個展で、個展しすぎてすみませんという思いでしたが、無事終わって本当に良かったです。今後はスローペースにしてゆきたいと帰路よぎる私です。