2025年06月27日

「自分の傷や弱みを描き出した動物になろう」高校生ワークショップ

本日 法政大学国際高校にて、18人に講演会&ワークショップをさせて頂きました。

今回は「日食」と「プランクトンから見た第五福竜丸」を下地にワークショップショップをしました。普通電車でデカバッグの変人が今回の試みをご案内致します。

まず、「神々の草原 トリニティ」部分を前に自分の弱い部分を重ねて福島の牧場とリンクした話、それを生き返らせて空に飛ばしたから生きる事が出来た、絵は描き出すことで、弱さや苦手を知り、どうすればよいのか希望を教えてくれる場合もある事を作品を目の当たりにしてもらいました。

そのあと、道具の使い方描き方を説明、自分の弱い部分、傷のある動物を描き、飛んだり放たれてみよう!絵ではそれが出来る!というお題を出させていただきました。題して「自分の傷や弱みを描き出した動物になろう」です。自分はブラックな会社で病んだ心や脳に赤い血を描き、飛んじゃうウサギとか、見本を提示しました。和紙は穴を開けて、向こう側が見える亀さん。ぐしゃぐしゃな甲羅を持ちながら上を向いている様子を描きました。⚪︎⚪︎のような⚪︎⚪︎、二重の意味があるとなお面白いこと、不正解はない。みんな違ってみんないい事、三歳の子が一番面白い歪んだ線、と、亀は左手で描いてみせました。

「じぶんは口下手だから、青い嘴をとくにしっかり描いた。弱い部分を注目させた。」青い嘴を持つ鳥さん、

マグロ。あわを拭いている。それが花にもなって、海に咲く花となる物語。第五福竜丸だからマグロかとー。凄い物語!

みんながこんなに集中しているのをはじめてみた。みんなそれぞれがよく考えている事、よくわかった。旅行前に、みんなが弱いところを見せ合ったことで、グループどうしも仲良くなれたようだと桑野先生からも感想頂き、ハッとしました。弱さをさらけ出すと、より仲良くなれる、近くなれるんだと。グループどうしがお互いのグループを超えて、こんな事考えているんだ、同じで違う、理解したいと思えるようになること。平和への一歩…的な感じでした。日食の涙が今日は嬉し涙に。第五福竜丸は核なき未来へ舳先がクッと角度を上げてみえました。みなさま、先生、ありがとうございました。発見ありの日でした。参加型、今後も模索してゆきたいです。
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posted by 若菜 at 19:25| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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