
原爆の図 丸木美術館での「山内若菜展 はじまりのはじまり」お知らせです。このような大変な時期のご案内は心苦しいのですが、感染症対策に気をつけて頑張りたいと思います。どうぞ宜しくお願いします。以下は丸木美術館のホームページより抜粋致しました。
開催日:2021年 2月6日(土)− 4月 10日(土)
東日本大震災・福島第一原発事故10周年という節目にあたり、精力的に福島県内の牧場を取材し、最近は広島にも足を運んで原爆の痕跡を取材している山内若菜の個展を開催します。
和紙の上に墨や絵具を多層的に塗り重ね、時には布で画面を拭き取り、洗い流し、紙やすりで削り取るという作業を繰り返す彼女の画面は、複雑なマチエールを作り出し、時代に翻弄される「小さき者」を描き出します。
近年、社会的価値観の変革をうながす芸術活動の重要性が国際的に注目されていますが、山内若菜の献身的な情熱は、地下水脈のように流れ続けてきた社会的主題の絵画の歴史を継承しつつ、現代にふさわしい新たな絵画の地平を拓いています。
悲しみを抱えて希望の未来に踏み出す「はじまりのはじまり」をご覧ください。
丸木美術館のリンクはこちらをご覧ください。