
ロシアに長期絵画の旅の中、お知らせとお願いがあります。
この旅の軸は、シベリア抑留忘れない文化交流から始まっています。抑留者であった宮本惇さんがつないでくれた仲間と広がるみんなとの交流です。コムソモリスクナアムーレにはラーゲリはじめ、多くの日本人が作った建物が残っており、宮本さんが亡くなった今年は、それを描きにもきました。旅でシベリアへ抑留された方が建てた建物をずっと意識しずっと描いています。シベリア抑留を忘れない文化交流と伝えられてきましたが、ラーゲリの中、厳しい寒さのなか働き続けた人間の手跡の気配をこれから描きたいと思っています。本日はバロージヤさんの案内で、日本人が建てた建物を見てまわりました。人はもうほとんど住んでいない場所も多く、工場跡地もあり、日本人がつくったとの話でした。
コムソモリスクではとくに絵は売れません。ここの地方の若い画家はモスクワやサンクトペテルブルクでの個展を夢見るそうです。でも私は、コムソモリスクが大好きです。自然と共に生き、厳しい中にも白樺の森に囲まれ、ミャウチヤンのような高い山があり、ナナイがたくさんいる。ラーゲリや日本人が作った建物がたくさんあり、日本人ともつながりが深い。ゆっくりした街にたくさんの草や木があり、浮世を離れ自然と生きる畏怖や共存の喜びを発している土地と人だからかもしれません。街の人は不親切な人もいますが、ギャラリーに携わる方はみんな親切ですし純粋な目をしています。仕事がなければ作り出せば良い、コムソモリスクのギャラリーを盛り上げようとみんなで頑張る姿に感じるものがあります。ただ、金銭的には厳しく私も続ける資金が不足し、呼ぶにも行くにも厳しいのが現状です。軸は、シベリア抑留を忘れない平和のための絵画交流です。
もしこのコムソモリスクナアムーレのギャラリー皆様と私の交流にご寄付いただけるなら、領事館の手続きの事情があり受入先として帰ってすぐお金を作らねばならない関係でお願いできたら幸いです。ご寄付していただけた方へ FBのメッセンジャーか、下記にメールを頂ければ幸いです。
こちらに住所とお名前をいただき、私の今回の絵と今回の絵の複製品の主なものなど、お土産を見繕いまして8月には送らせていただきます。一口2千円などお気持ちだけでも嬉しいのでどうぞよろしくお願い致します!8月のイーゴリーさんとの二人展でもがんばります。これから五日間はメッセンジャーもロシアで出来るので、朝と夜はご連絡が出来ます。振込先を下記させていただきます。



