「山内若菜広島展 ― 過去と現在、そして未来へ―」のお知らせです。
開催場所:旧日本銀行広島支店
日時:3 月 20 日(水・祝)〜 25 日(月)
10 時〜 17 時(最終日は 15 時まで)
入場無料
・ギャラリートーク 3 月 20 日(水・祝)、21日(木)、22日(金)、23日(土)、25日(月)各回14時〜(20、21日はトーク後イベントあり)
・ワークショップ 3 月 24 日(日)13時30分〜
ごあいさつ
この展示は、広島大学の平和科目「文学と芸術から考える核時代」の講師として講演会とワークショップを行わせて頂いたところ、広島での展示を実現したいと有志が集まり、本企画の準備が始まりました。そこから再び広島を訪れ、描き進め、広島実行委員会のみなさまのおかげで、ようやく展示が叶うという私にとって、かけがえのない大切な展示となります。
広島の町を歩いていると、思わず立ち止まり、見入ってしまう光景に出会います。
いつ歩いても、新しい発見があり、町全体がまるでアート作品のようにも感じられ、同時に遺されたものから、声なき声が聞こえてくるようでした。
歴史を振り返れば加害と被害という、二重性を生きる町でもある。
傷つきながらも町のそこ・ここに生き続ける被爆樹木の緑は力強く、その感動的な姿を力いっぱい表現したいと考えました。
この展覧会では、「讃歌 樹木」などの大作をはじめ、広島の町での出会いから生まれた小品など、約50点をご覧頂きます。
絵の前で感じたこと、受け取られたことなど、ご感想をお聞かせください。希望の希望の光を求めて、広島のみなさんとともに、歩みたいと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。
山内若菜
