2017年01月09日

ペガサス部分描き足し。

「牧場」ペガサス部分描き足しをしていきます。歯を食いしばるペガサス。声をあげる神様みたいな吉澤さんは、お酒を飲んで弱音を言い、毎日必死で何か叫んでいないといられないのではないかと思う事もありました。「もう絶望なんだよ。浪江町よさようならなんだよ。真っ黒い牧場を描いてくれ。それが本当だよ。待つものは闇なんだよ」酔っ払う吉澤さんの言葉に
私は言ってしまいました。「証拠の牛を残す、と声をあげていく吉澤さん、お父さんがシベリア抑留から帰り開拓し、被爆したこの牧場を牛たちをありのままに描く事が、私の希望の形色なんです。これからもこの牧場を描きます!」断言。「で、売れるの?売れて欲しい。フランスの人はシルクスクリーンで沢山売っている。半額牧場に寄付してくれる」一回来ただけのフランスの画家さんが300の牛のシルクスクリーン作品をネット販売し始め今度フランスに行く吉澤さん。前に岩手の被災者の方に「あんたの絵、売れるの?」という言葉を軽くデジャウ ゙していました。私は吉澤さんの為に描きたいとか寄付したいとかそういうのではなく、ただ〔描きたい〕のだなあと改めて思いました。

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描き足した「牧場」は、来月2月に藤沢ルミネ6階の藤沢市民ギャラリーにて一週間発表し、6月にロシアの極東美術館へ送ります。


posted by 若菜 at 21:38| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする