2016年11月18日

「柱」ある先生の感想

教えるという事は教わるという事。私は今回の岡山講演で自分の表現を学び直したいと思うようになりました。
岡山の学校の先生の一人から感想を頂戴しました。許可を得たので掲載します。

「中学生に向けて心のこもったメッセージがたくさんあって、感性豊かな中学生の心に響く素敵な授業だっただろうと思います。「弱い立場、苦しい立場の「いのちの叫び」というテーマに一生をかけて立ち向かっていきたい」という思いを知って、私が何となく山内さんの絵に惹かれる理由が分かった気がします。逆境に立った時、そこを乗り越えていく力、苦しい立場にある人たちの思いに気付き、そこに寄り添うことが出来る心を育てていくことは、教員としての私のテーマなのかもしれないと思います。私自身も山内さんから力をいただきました。ありがとうございました。」

岡山県の先生方も生徒さんも身近な存在になり、そうじゃ!と「じゃ」を自分でも使いたくなりました。方言は心の素直な部分のよう。地になる実の言葉みたいと魅力を感じ、丸木美術館での竹島先生との出会いに感謝していました。この実、人との出会いを大切にして行きたいです。

「柱」
学校の柱になってしまうような、刺されるようなイメージが見えました。苦悩し切磋琢磨していた先生方の様に思いました。


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posted by 若菜 at 19:39| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月17日

地球、生々


「お腹に命をもつ人」
お腹に命を持つ、妊婦さんです。そして、一人の命は地球くらい大きくって重いんだという。だから地球の青がここに。この青は地球の青なんです。と中学生に説明しました。この地球のように偉大な命への意見が多く、裸なのにそれに対する意見がまったくなかったです。

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そして今日は、見えない部分のおっぱいが揺れる様を色彩にしたい、そして多角的でありたいという視線でと構成していきました。とはいえあまり考えなしに、そんな奥の体幹を走る脈打つものに意識を向けたいと思いました。意識する。人がいかにプルっとして生々しいか。地球という大きさと同じくらい妖艶か。
posted by 若菜 at 22:04| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月16日

福島の母、青い唇

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「福島の母」
先生方が、どちらが「福島に残った母子」・「福島を去った母子」なのか?自分なりに考えて、その根拠を作品の形や色彩から書いてみようと質問を作ってくれていました。答えのようなタイトルを言わずに、考えさせくれたのはさすがでした。意見を言うほとんどの人が正解していました。背景の色、表情、色んな見方で自分が寄り添える作業のように思いました。私は避難する人、残る人どちらもあり、正解がない。ただ、どちらかを選ぶ自由が今の福島のお母さんたちにないことを言いました。

作者の年齢や男女の情報を言わずに、この会場にいる事だけを学生には伝えていたそうで、私の事を年配の男の人だと勘違いしている事が多く、サプライズまで考えている先生達に感謝しきりでした。
いかに何を描くか。未熟な方法でも、やはり私の出発点のこの絵を描けてよかった。実際のお母さん2人、象徴する大きな存在を描けてよかったです。



今日は描いているうち、沖縄の少女が、福島の牧場主と半分の顔になって出てきました。自分もハッとさせられる瞬間を見つけていきたいです。そして暗さだけでなく希望が描いてあるところに共感してくれたとの生徒さんの感想も忘れられません。この前福島県の線量の高い黒い袋ところに青紫色の花が咲いていて綺麗だとおもって描いていたのを、ふと思い出して牧場主の唇の色を描きました。私世界から始まる。ただ、現実から見たもの見えたものから始まっている。表現を日々、模索したいです。
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posted by 若菜 at 18:04| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする