2016年10月16日

「ねじれた黒い波」「滑り台」「ゲルマニウム半導体検出器」

IMG_4999-003fc.JPG
そこから 川俣町仮置き場へ。辺り一面、黒い海が広がるみたいだった。ススキがたくさん揺れて紫の花がさいていた。集水確認用、と看板。ねじれた黒い波みたい。遮、と書いてある袋。量が多すぎて、情報を袋にあまり書かなくなったと。ここでは土には遮の土でカバーするのが一番よいらしい。新しく袋の色を緑にしているところが多くなったがここは黒く波うつ海。大量な仮置き場が逆に増えた印象。線量計は0.33。

飯館村仮置き場、0.6。浪江町や他、仮置き場に近いとこに仮設住宅がある事が多い。関さんは、子どもがいる家族はすぐ出る事が多いが、ある親は、子どもを2年以上外に出さないようにしていたといいます。

仮置き場隣の公園。使用禁止の滑り台。子どもがいない。人が少ない。

IMG_4914.JPG
「滑り台」

書き忘れましたが、最初にチャンネルスクエアで、イベントのワークショップで描いたという絵、福島サイコー!の文字が忘れられない。誰が描いたか聞いたら、イベントでみんなで描き、お母さんが最後に目を入れるように描いた、という。甲状腺ガンになってしまった娘さんのお母さんは、パニック障害になって高校側と話もできないという話を今日聞いて、それはかき消されどこにも広まらないと聞いて、昨日のこの絵を思い出す。ひたすら復興を明るく描いた絵を思い出す。微妙だ、と関さん。そういう気持ちもわかる、福島に住む人は何らかの心身症を抱えていると。異常に周りの知り合いが体調不良の方が多く、突然死や流産も多いと。聞きながら福島YES、というチラシを見た。ふとシベリアの抑留者であった宮本さんが話していた、自分も一緒に叫んだという体験を、おもはゆい、と言っていたことを思いだしました。こちらの機械はとくに高くやっと手に入れたのだとスクエアの方が言っていた、ゲルマニウム半導体検出器。

IMG_4997.JPG


posted by 若菜 at 20:13| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「土を葬る」「マスクのおめさん」

IMG_4921-fd772.JPG
土を葬る。

IMG_4924-591ac.JPG
マスクのおめさん。

本日、関久雄氏に案内してもらいながら、福島駅からのスタディツアーの中で感じた絵をささっと簡単スケッチですが、それと一緒にご紹介したいです。

昼一時に参加者みなさんと待ち合わせ。福島駅、線量計は、0.14。市内の信夫山公園近く、車で5分か10分くらいの行く途中でもかなり除染作業をしている。いたるところでまだまだ作業している。福島駅近辺でもこんなに、作業中看板を何箇所か見て、浪江町仮設住宅の横に仮置き場がある。0.24と表示されていたけど線量計は0.34。隣は公園。
関さんがその作業する方に話しかけるなか、おめさん、、と呼びかけていて、心にのこる。福島弁かな、なんだか柔らか。作業している人、1人の個性ある人がタオル巻いて汗しながら、また吹いている風舞う落ち葉や土をトラックに積む作業をしていた。土を葬る作業に終わりはなさそう。土は土。目がタレ目で優しい感じだった。作業する人は7人、みんなそれぞれ家族があると想像する。
そこからチャンネルスクエアへ。入口の木の作品が素晴らしい。測る機械をスケッチ。


IMG_4916.JPG
posted by 若菜 at 00:47| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする