2016年04月05日

4月2日、3日

4月2日、3日にお越し頂いた方の感想、印象に残った事です。イラストにしてみました。左側土曜日、右が日曜日。写真を撮らせて欲しいと頼むのをいつもわすれてしまいます。あと5日間かと思うと寂しく早かったと感じつつ、4月9日土曜日まで展示中です!最終日の9日はおります。

4月2日、デザイナーのIさんが来てくれ、Iさんは声のない小さい動物をバッチにしている仕事をされている。
今回楽しみにしてきた。来てよかった、と言ってくれました。
人間目線だと利益が含まれてしまうけど、小さい動物や虫から見た原発反対もあっていい、だから猫のバッチなのだと。一緒にいらした建築設計の社長さんから、壁のつくりに対しての絵としての難しさを相談した。素敵な意見を頂きました。白が出すぎて飛んでしまった、と失敗を話しました。

渋川市の学芸員主査の方もみえ、作家さんとの深い付き合いを話していただいた作家の方と学芸員の方は、すごく近くて同志であってはじめて良い展示になるのだろうなあ、と感じました。そのお父さんの大学の先生の方が、甲状腺がんが明らかにおかしいと言って激しく話して頂きました。

栃木の方も多くみえ、有名な展示をされたという小勝さんやさまざまな美術館関係者にもみていただけました。ロシアとの文化交流を詳しく聞いて頂きました。

じっと長いこと見ていた男の方に声をかけると、しっかり話していただきました。
「私も画家ではないが、絵を描く者ですが、地震で流されたり、ひどい津波の絵をそのまま描いたりするの違う、半端な気持ちでできない、自分は被災所に住んでないのに、生半可な気持ちで描いてしまうのは、違うと思って私は描けない」
あ、と。吉澤さんが言っていた、反対意見もぜひ欲しいということを。岩手のなにもない世界を描いた時も、何もない大地の統一を感じてそれを描いていた。何かボランティアをしながらそれを描けばいいのではないか、と。一本松を描く事も。ただ描くのが、上からのイメージがしたから、私も同じ思いだった。ただ、汚染、それは、日本にいれば内部被曝を含めみんな被曝している。みんなの問題、私の問題で、牧場主に乗り移ったように描いていたし、牧場主も涙を流して喜んでくれたのを思って思考が右往左往しましたが、石川翠氏の記事を見ながら、素晴らしい誕生日となりました。

4月3日。

群馬の9条の会の18人の方がが早くから来てくれていて、ちょうど牧場の会場にたくさん皆さんがいたので絵の説明を皆さんにし、なんとなく館内も案内することに。朝から団体さまのご案内係のようでした。藤沢市や辻堂文化9条の会の方も来てくれた事、運動と美術関係者の方両方が溶け合うような絵にしたい旨を言ったら、とてもわかると言っていただき、説明がとても喜ばれたので今回はどもらず、はっきりゆっくり説明することができました。
たくさんの方々にみていただけてうれしい!説明もうれしいと思いました。変われば変わるものでした。
がんばって!自分のためにやっているようなわからない絵を見ても独りよがりにみえる。私たちは、現代、今がんばっているあなたを応援するよ、と会の代表の方が言って、ミニ絵を買ってくれました。
丸木夫妻の版画を持っているんだ。あなたのをその隣に飾るよと言って握手し見送りました。素敵な団体様でした。これから川越街歩きするというツアーを、前橋のその地区は企画しているとのこと。朝から会場にいることは大切なことなのだと思ったのでした。

ツイッターで中和ギャラリーで知り合った上野さんの紹介で3人の若い方が来てくれ、みんな、じっくり丸木美術館の絵と牧場の絵をみてもらえました。
「牧場、すごい、ガアッときます。イメージがわかります。これから希望の明るさが出たり、部屋一面牧場もやってみてください。見たいです。色があるからこの黒がイキイキしだしたりして。」
「僕は丸木夫妻の下の原発の絵はや南京大虐殺の絵、好きじゃない。牧場のが好きです。左翼とか、そういう、、。」
「主義主張を感じる?おしつけがましさ?」それ。それ。
「おしつけがましさがあって、苦しくなる。」自分もそう、となり、「南京大虐殺って、あるかどうかもわからないって、教わってきた。
なのにあんな、あったんだぞ見ろって言われて拒否されてしまう」と。
そしてその時お越し頂き素晴らしい意見を頂戴した近藤さんに、いろいろ二人して教えて頂きました。とても勉強になりました。すみませんリンクやシェアさせて頂き、二重には書いていませんが、岩手のボランティアでお世話になった阿部さんご夫妻とのやりとりもとても四年半前を思いおこすよい機会を頂きました。そして、近藤さんのご意見、分析して頂いたことが頭に残った週末でした。ただ、細川牧場の細川さんにまだお越し頂いてないのです。奥さまが倒れてしまったそうで心配ですが、細川さんに見て欲しいのです。
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posted by 若菜 at 16:14| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

4月3日

今日は、あの感動を忘れないように昨日の3日、日曜日に訪れた若い女性作家の方とのやりとりに絞り書かせて頂きます。写真は昨日阿部さんに撮って頂いた迷える牛に見える証拠の牛でした。

なぜこういう、テーマを描いたのですか?きっかけがあったのですか?と若い女性作家の方から問いがありました。
「なぜと聞いたのは、まず絵がすごいと思って観て、書いてあることでああ、となって。迷いはなかったのだろうかと、、自分は院卒で、主題について迷っています。社会的なテーマを学生の時に先生や生徒から白い目、冷ややかな目で見られ、止めてしまった。でも実は表現したかったと。今も迷いながら、それを避けて制作しているのです」と。
私も、社会的なものは公民館とか運動の場で、本当に発表したい絵とはわけてきたと説明し始めました。ギャラリーや絵のみんなに反対されて絵の世界を汚すなと怒られたり風当たりが強かったこと、デモ用の絵ではペンネームを使ったりしながら、地元で小さい頭だけでのNO NUKES展をやったこと、こんなもんじゃない現実を見ようと「月桃の花」歌舞団さんと福島へ行って運動をしていたみんなを知り一緒に行こうといってくれたこと。そして美術の世界と運動の世界は本来同じであるのではと考えたこと。実はそれが私が生きていると思える瞬間だったこと。牧場主の意志の美しさに美を見たり、そこにいる声なき動物やそれを生かし続ける行為に美をみたり。それは自由だから、表現したいと思ったら恐れることはない、沖縄の人とも関わって、そして表現したものはテーマになるのではと。福島の人が思わず喜んでくれたことを話し、二人で話が希望に向かっていくというか、わかる、わかりますよと。お互いフグっと涙を流し、同年代より若い彼女の迷う思いと私の模索の日々の思いが重なり合います。他人事である、無関心さが一番、本当に困っている方は恐れていたこと。私も悩んだけど、やっぱり描いてよかったこのテーマを続けたいって思えたこと、混じりあえた事を、同年代より若い人、迷っているからこそ、その迷いに対し、一緒にわかりあえるようでした。
そして、テーマにしたいと思っていた沖縄を、すぐは難しいけど、これから描きたいです‼︎と言ってくれ、深い感動を覚えました。ジュゴンと牛エコバックを記念にと差し上げ二人でまだ涙で、ずっと話していました。表現したい人がこの牧場の絵を見ると、稚拙なのに思いにより、自分の中の表現の魂、迷いの光を見出す力に、時になる事を感じました。思いが強すぎる事に気をつけ緩やかな自分らしい姿勢をつくっていきたいです。
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posted by 若菜 at 16:11| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする