2016年03月31日

岡山県の先生や画家みなさま

日曜日は、岡山県から吉澤正巳さんのお知り合いの方が朝早くから来てくれていました。写真の方、角刈りのいかつい方と思いきや学校の先生で、中学校でこの展示をしてほしい旨お話しをて頂きました。吉澤さんは講演をその中学校でされたそうで、五百人一人一人の意見を全て送り、大変喜ばれたとの話でした。中には、「希望なんてそこにはないと思う」とか「牧場にいるのは反対、意味がない」などもあり、それが聞きたいんだと、それらすべてが聞きたいと、吉澤さんは言っていたそうです。私の厳しい叱咤が聞きたい、というのと同じかと。良い事をやってる素晴らしいと他人事で言える忘れられるけど、厳しい意見は関わりそれに答える力を生む事にもなるような気がしました。
ただ、今は上からの要望が厳しくなり転勤する事にもなり実現は難しいけど、とにかく絵に感動したと言って頂きました。「説明を受けてわかる部分もあり、美術の先生が絵で見え方を感じあい、言いあう授業をしていたが、まさに五百人いたら五百通りのストーリーが出来るだろう。みんなに知識を得させ、その上で見えるものを話したりするのは、自分、教育にもよいと思います!」と、勢いよく同じ年くらいの熱血教師、竹島さんが話をしてくれました。岡山県中学校体育館にて牧場展開催とは、凄い話でした。そしてかなりその場で詳しく話をしてしまいました。段取りや郵送の仕方、実行の為の大体を言いました。出来そうな気持ちですが、次作をすぐ描きたいのでかなり後で、先ずは次の絵を描きたい今でしたが。

大木晴子さんにはHPで書いて頂きました。プロデュースされたメッセージつきのスカーフやお菓子を頂戴しました。それぞれが自分なりのやり方で平和を発信していこうというメッセージはとても素敵だと思いました。

画家の田島和子さんに、それぞれ興味があって、その表現も色々なやり方があって突き進みたい道がある。その思いに正直に掘り進めていけばいいと。やはり隣からの威力は凄いけれど、丸木さんの隣で大変だろうけど、色々言われても気にする事はないと言って頂きました。そして、違いは細部かもね、と。細部。そう、薄い細部のディテールが爽やかに突き抜けている。大きいと細部がおろそかにコントラストで強く硬くなりやすいのに柔らかい細部の発見の多さ。表現を模索していく喜び。火傷の表現、唇の膨張、ただれた落ちる皮膚、モノクロが主なのに色彩の魅力に目が釘付けになる。特に最初の三部作。

画家の女の方々、年月を重ね表現を模索してきた方は、沢村澄子さんもそうでしたが話す言葉が、やってきた事への自信とともに芯となるものがあって、心に残ります。

団結まつりでカンパを集めながらチラシを配っていたらもらってくれた方が来てくれ、覚えてないよね?と言って頂き最初は思い出せなかったのですが、ああ!団結まつりの!となりました。草の根宣伝をやってきてカンパを集めさせて頂いてきました。こうやってあの場で一人が来て頂けただけで嬉しいと思いました。若いのに、頑張っていて、こんな発表しているのは、ぜひ応援したくなると言って頂き。「若さ」これが通用するのはあと何年だろうとよぎりながら。

内海彰子さんには感想をFBに書いて頂きました。素敵な感想を抜粋させて頂きます。「ラスコーやアルタミラの洞窟絵画を見てきたことがあるのですが、山内さんの「牧場」もまさにそのような聖なる空間でした。闇と光の中で蠢く命の気配。丸木夫妻の絵の「続編」でもあるように闇が隣室から連続しています。なぜこのような過ちが繰り返されてしまったのか。ラスコーの洞窟のように一万年後の子孫たちがこの物語の痕跡を見つけたら何を思うのだろうかと想像しました。  
牛たちや牛やさんたちの記憶を作品に刻んでいただいたことに、無力な一人として心から感謝です。以前牧場で働いていたので、本当に皆さんの無念が伝わってきます。百年、千年先にまで伝えたい作品だと思いました。ありがとうございます。」

日曜日は午前中はゆっくりとした時間も流れ、細部を見つめながら再び模写をしていました。丸い形をじっと見て、足の形、パンツの形、唇の形、ゆるゆるした肉、剥がれた皮膚、そういう現実の形を描く事に夢中になっていくのを感じました。背景に人のぼやけた群れの人のような水を求めて歩く行列も、岩のような人のような抽象的な感じがして、そこにいる人の肉体を美しくみせています。言い方は悪いですが、掃き溜めに鶴的な要素があるように見えてきました。模写したい柔らかさがたくさんあり、悲惨さを描いているのに肉体が制御できずに動いてしまうような、人の美しさが出ている、この矛盾との葛藤が、そう、あるかのように思えました。岡村さんにも言って頂いたそれ自体が確かにある、なくてはならない事をやっと、この手から気がつき始めていたのでした。
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2016年03月29日

サナギがモゾモゾ

丸木美術館「牧場」山内若菜展、感想に戻ります。土曜日知ったり、26日の土曜日の印象的な感想でした。絵は意見が多い牧場の部分でした。

26日は土曜日は芥川麟太郎先生が来てくれた日でもありました。
どうしてもしっかりとお話したく、イベントと重なってしまって残念だったのですが、寒いという事で外でサンドイッチを頂きました。「丸木美術館には、拝観いずれいかねばならぬ思い
実現です」とその時文章も頂きました。そして藤山ハンさんの展示を紹介されました。そういえば平塚美術館で土方さんと藤山ハンさんの話が出たことがあり、新宿の個展に伺おうと思います。丸木夫妻の原爆の図は、しっかりと初めて見ました。良い機会をありがとう。改めて、とても素晴らしかった。来てよかったとゆっくり話して頂きました。
私の絵は大きくて迫力があったと。原爆の絵の隣で大変だっただろうと感想を頂戴しました。

講演会の時に福島にダムを建設するのを反対する運動をしている、牧場だけでなくここを描いてくれ、とパンフを頂きました。あなたなら描けるから描いて、とたくさん資料を渡され、知ることができてよかったけど、少し思ってしまった。「伝達手段だけの絵」として見られることもありうるのだと。

運動の仲間の「月桃の花」歌舞団さんによる演奏は、自作の詩で、一緒に牧場へ行ったみんなで、運動の師室生さんには本当にお世話になっています。国会前に私の描いた絵を掲げて歩いてくれたりを説明したかったのに申し訳なかったです。

いとこのみんながドヤドヤ来てくれ、しっかり原発の問題にむきあって成長してくれて嬉しいと、喜んでくれました。説明すると説明があって、見えてきた、良かった聞けてと。

弟も、牧場、良かった、あの家でこれを描いたのが凄いと言ってくれました。美術館が寒すぎて、長く観てられない。首を切られてる絵が頭に残った、すごい美術館だけどグロさが残った眠れなくなったと感想をくれました。

個展には来たこともない元自衛隊のいとこや友人方も前の日に来てくれ看板がないとわかりにくかったと言いながら、観れて良かった、凄かった、リスペクトと感想箱に入れておいた、と好意を頂きました。今年正月の約束を見事に実行して頂いたようです。この10カ月、美術館で展示が出来る!と意気込み、かつてない宣伝をしてきました。今までの自分にはあり得ない意気込んだ青い果実の炎だったような。

みんなの意見により自分の絵の今後を見渡すようにしながら、サナギがモゾモゾしているようです。これからの予感を感じながら。
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posted by 若菜 at 10:46| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月28日

吉沢さんに絵を説明 YouTube



吉沢正巳さん(希望の牧場)に丸木美術館「牧場」山内若菜展の絵を説明する動画ですー2

吉沢正巳さん(希望の牧場)に丸木美術館「牧場」山内若菜展の絵を説明する動画ですー1
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posted by 若菜 at 22:30| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする