2015年12月29日

幾十の線、時空気の線

昨日は、のびる長い線を電線に、今日は時の空気をグレーでモワッとシワ浮き塗りしていく。版を擦り出していくように。
今、希望の牧場にいる牛はすぐに食べられる宿命がなくなり、餌がある限り命を無くさずにすんでいる。動物園的、実験的にでも人のおかげで生きる。牛にとって悲劇だけを押しつけていないかと問いながら線をひく。
ギャグ好きな細川さん、自殺を考え一人の晩酌する細川さん、個人を描いても多面的なのだから画面にも色々な角度からのアプローチが必要に思えた。巨匠ならササッとひける線を、今の私は幾十の時、線を辿っていく。
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posted by 若菜 at 05:40| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする